脱保湿!最新のアトピー、乾燥肌のケア

脱保湿!最新のアトピー、乾燥肌のケア

アトピーと乾燥肌に共通しているのは肌の潤い不足です。肌が乾燥すると潤いやハリ不足、シワといった肌トラブルが目立つようになります。加えてバリア機能も低下して、炎症やかゆみが起こりやすくなります。そのため、アトピー、乾燥肌の改善には肌に十分な潤いを与えるケアが推奨されていますが、近ごろはあえて保湿をしない脱保湿ケアが新しいケア方法として注目されています。

肌が自ら潤う力を育む!

アトピーや乾燥肌の人は肌の潤いが不足するため、保湿することで症状が改善されると長らく信じられていました。肌の潤いが不足すると肌のバリア機能も低下してしまい、ちょっとしたことで肌が刺激を受けて炎症やかゆみを伴うのです。そこでしっかりと保湿ケアを行ってバリア機能を維持しようと試みるも、なかなかアトピーや乾燥肌が改善されないケースも少なくありません。これは肌が持っている自ら潤おうとする力が回復していないことが原因だと考えられています。
少し前に「肌断食」という言葉が話題になりました。肌断食とは洗顔後に普段行っているスキンケアを一切行わないことです。こんなことをしてしまったら、肌のトラブルや乾燥がますますひどくなってしまうのではないかと心配する人も少なくないでしょう。ところが試してみると肌のトラブルが改善に向かうケースも多く見られるのです。肌断食により肌のトラブルが改善するのは、肌本来が持っている肌を美しくしようとする機能が働くようになるためです。脱保湿も同じことであり、あえて肌を乾燥させることで肌自らが潤おうとする力をひきだしてくれるのです。

専門家に聞く、保湿と脱保湿に対する考え方

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脱保湿の考え方に賛同する専門家もいれば、やはり保湿が乾燥肌やアトピーの改善に効果的だと唱える専門家もいます。
肌が本来持っている潤わせる力が回復できるのなら、脱保湿は乾燥肌やアトピー対策に非常に有効な手段だと言えます。しかしながら、ただでさえ乾燥肌やアトピーの方は肌の潤いが足りていません。それに加えて保湿をしないのですから、ますます肌の乾燥が悪化してしまいます。潤いが不足すると肌のバリア機能も低下してしまって、今まで以上に炎症やかゆみが強く出てしまうかもしれません。特に今まで保湿剤を多用していた方ほど、そのリバウンドでかゆみや炎症の症状が強く出てしまうと考えられます。そのつらい時期を乗り越えることで段々と肌が自ら潤う力を取り戻してくるのです。しかし肌の乾燥が強く出てしまう時期には、保湿剤を使ってしまいたい衝動にかられることもあるでしょう。乾燥肌やアトピーの症状が酷い方は脱保湿を上手く進めないとかなりつらい思いをすることになりますので、専門家の指導の下で脱保湿ケアを行うことをおすすめします。

脱保湿ケアに向いている人とは?

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乾燥肌やアトピーといった肌の潤い不足に悩む方は多くいます。脱保湿ケアはあえて保湿剤をつけないことで、肌本来が持っている自ら潤う力を回復させてくれるものです。脱保湿ケアに向いている人は、乾燥肌、アトピーに悩んでいる方全てです。ただし脱保湿を始めるのなら、空気が乾燥しない季節を選ぶことが重要になってきます。空気の乾燥する秋から冬にかけては、アトピーや乾燥肌が悪化しやすくなります。そのような時期に脱保湿ケアを行ってしまうと、症状をますます悪化させることにつながりかねません。湿気が増え始める梅雨の時期から夏にかけては肌の潤い不足も緩和されやすくなるので、脱保湿ケアを行っても乾燥によるトラブルが起こりにくくなるでしょう。脱保湿を始めるポイントとして、無理をしすぎないことも重要なポイントになってきます。特に乾燥肌やアトピーの症状が酷い方は、脱保湿により肌の乾燥が酷くなることが予測されます。どうしても肌の乾燥がつらいときは、少量の保湿剤を使って肌の乾燥を和らげてあげましょう。