肌のバリア機能は取り戻せる!敏感肌に有効なスキンケア成分とは

肌のバリア機能は取り戻せる!敏感肌に有効なスキンケア成分とは

敏感肌は角質層が荒れて肌にダメージが出やすい

肌の一番外側にある角質層は、角質と呼ばれる肌細胞が折り重なって形成されています。角質同士のすき間を埋めているのは「角質間脂質」と呼ばれる油成分であり、肌外部からの異物、水分などの侵入を阻害する役目があります。敏感肌を克服し、肌を健康な状態に導くためには、角質層を整えることが重要です。通常、肌は一定の周期で古い角質を排出し、新しい皮膚細胞を作り出しています。しかし、ホルモンバランスの乱れや肌表面の乾燥などの理由から、角質がうまく剥がれ落ちなくなってしまうこともあります。肌のターンオーバーが正常に行われなくなると、角質層が荒れてしまい、肌荒れを起こしやすくなってしまいます。一方で「角質を溜めておくと肌が荒れるから」と、小まめに角質ケアを行う方もいますが、角質を除去しすぎることも肌にとって良い影響を与えません。角質層を正常な状態に保つためには肌の状態を見ながら、適切なケアを行うことが大切です。また、角質層にある角質間脂質が不足したり、紫外線に頻繁に当たってしまったりすることも、肌を敏感な状態にしてしまう原因になります。

セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を取り入れる

健康な肌を作るためには、角質層内部にある「角質間脂質」を保つこともポイントです。角質間脂質が不足してしまい、角質と角質の間にすき間ができてしまうと、外部からの刺激を受けやすくなり、肌を敏感な状態にしてしまいます。敏感肌の症状に悩む方は、この角質間脂質が少ない傾向にあります。角質間脂質は、主にセラミドと呼ばれる油性成分で作られています。セラミド配合の化粧品を使用することによって、角質層から失われてしまった角質間脂質を補うことができます。保水力の高いヒアルロン酸と合わせて使用すると、ヒアルロン酸が抱え込んだ水分を、セラミドがキープしてくれる効果があり、乾燥予防に高い効果を発揮します。セラミドは親油性の成分であるため、クリームやミルクなどのスキンケアアイテムに配合されていることが多いです。

肌への刺激が強い保存料、防腐剤、香料は控える

毎日使用するスキンケアアイテムに含まれる成分について把握しておくことは大切です。特に肌への刺激になってしまいやすい保存料や、防腐剤、香料には注意が必要です。基礎化粧品は、開封することによって空気中の雑菌に触れるだけではなく、使用する際に手から化粧品へと菌が侵入してしまうこともあります。品質の劣化を防ぐために使用される保存料や防腐剤は、メチル、プロピル、エチルパラベンなどが代表的です。これらの成分は肌への刺激が強く、皮膚炎やアレルギーなどの症状を引き起こしてしまうこともあります。また、基礎化粧品に添加される香料は、成分表示に詳細が記載されていないものがほとんどです。どのような化学物質が使用されているのかも分からないため、敏感肌に悩んでいる方は、香料不使用のアイテムを選ぶと安心です。

洗いすぎや熱いお湯にも注意!

肌の潤いは長時間入浴をすることによっても失われてしまいやすいです。角質層内に含まれる角質間脂質は、熱いお湯に触れることによって流れてしまうこともあります。肌の潤いを守るためには、長時間の入浴を避け、熱いシャワーの使用を控えることが大切です。また、「肌荒れが気になるから」という理由で、1日に何度も洗顔をしたり、力を入れて肌をこすったりすることは避けた方が良いです。肌の角質層が乱れてしまう原因になり、場合によっては深刻な肌の炎症を引き起こしてしまうこともあります。肌を洗う時には、石鹸や洗顔料をしっかりと泡立て、優しく撫でるように洗いましょう。入浴後や洗顔後のスキンケアは、すぐに行うことが大切です。時間を空けてしまうと、肌が乾燥してしまい、基礎化粧品やボディミルクが肌に浸透しにくくなってしまいます。敏感肌のスキンケアは、自分の肌状態を見ながら行うことが大切です。肌のバリア機能を高める成分と、正しいケア方法で刺激に負けない強い肌を手に入れましょう。