夏にも起こる、乾燥肌!その原因とは?

夏にも起こる、乾燥肌!その原因とは?

空気が乾燥する冬場に比べ、夏は汗をかいたり、皮脂で顔がテカっていたり、空気中の水分も多いので肌の水分も足りていると思っていませんか。実はこの考えは大きな間違いで、夏場も肌は様々な乾燥リスクにさらされています。冬とは一味違った夏の乾燥肌の原因とその対策についてご紹介します。

紫外線が潤いを奪う

夏のお肌の大敵といえば、何と言っても紫外線ですよね。過剰に浴びすぎると肌にメラニン色素が生成されシミやそばかすの原因になる厄介者ですが、夏場の肌の乾燥にも紫外線が大きく影響しています。
肌の表皮の中には基底層、有棘層、顆粒層、そして一番外側の角層があります。基底層で作られた細胞はおよそ28日の周期で角層へとたどりつき、やがて垢となって剥がれ落ちます。これを肌のターンオーバーと言いますが、紫外線は基底層の細胞分裂を急激に促進し、ターンオーバーを乱してしまいます。すると、細胞が未熟なまま外側の角層へと出てきてしまい、肌を外部の刺激から守ったり、水分を保ったりする本来の角層の機能を十分に果たせずに肌の水分が失われていくのです。また、紫外線が表皮だけでなく真皮にまで届くと、そこにあるコラーゲンやヒアルロン酸といった潤い成分を破壊してしまうため、更なる乾燥を引き起こします。
紫外線から肌を守るためには日焼け止めが有効ですが、この使い方にも注意が必要です。SPF30、あるいはSPF50といったような数値の高い商品を選びがちですが、強い効果があるということは、それだけ強い化学成分が配合されているということでもあります。この化学成分もまた肌への負担となって肌荒れを引き起こす原因となるため、適切な日焼け止め選びが重要です。

エアコンによる乾燥

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夏の肌を乾燥させる一番の原因として挙げられるのは何といってもエアコンです。エアコンから出る風が直接吹きかかると肌表面の水分がどんどん飛ばされ、せっかく保湿ケアをしていても乾燥が進んでしまいます。表面の皮脂も飛ばされてしまうため、角層のバリア機能も働かなくなり、肌内部の水分も次第に失われていきます。また、外では大量にかいていた汗も、エアコンの効いた涼しい室内に入ると途端に引いていきます。同時に肌に必要な皮脂までも奪われてしまうことが肌の乾燥を進める原因となります。
そして、エアコンのせいで夏なのに冷え性に悩まされるという人も少なくないかと思いますが、これもまた肌に悪影響を与えます。冷え性は血行不良によって引き起こされるものですが、正常な血液循環がなされていないと肌の新陳代謝も停滞してしまうからです。新陳代謝が進まないとターンオーバーが進まず、トラブルを抱えた肌がなかなか排出されなくなってしまいます。バリア機能が壊れている肌に外からどれだけ水分を補給してもすぐに出て行ってしまいますから、ターンオーバーを促し新しい肌を作ることは乾燥肌対策にも重要なのです。

夏には夏の、乾燥肌対策!

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肌の乾燥を放っておくと、かゆみや湿疹のような皮膚疾患も引き起こしかねませんから、早めのケアが重要です。しかし、夏場は汗や湿気でただでさえベタベタしていますから、保湿のためにクリームや乳液を使うのを嫌がる人もいるかもしれません。そんな人は、身体の中から肌に潤いを与えてみてはいかがでしょうか。乾燥肌の人は体内の水分が不足していることが多いので、水をこまめに取るだけでも十分な対策になります。水分をしっかり取ることは肌に働きかけるだけでなく、食べ物の消化や吸収を助けたり、老廃物の排出を促したりと健康にも嬉しい効果があります。何より、手軽にできるのが嬉しいですね。また、皮脂と角層を守り肌のバリア機能を失わせないことも重要です。ゴシゴシとこするように身体を洗っていては必要な皮脂まで奪われてしまいますから、洗顔方法や身体の洗い方を見直し、使うセッケンも肌に優しいものを選びましょう。
夏は肌の露出が増える季節でもあります。自信をもって夏を楽しむためにも、夏の乾燥肌対策に乗り出してみてはいかがでしょうか。