乾燥肌を防ぐ!正しい日焼け止めの選び方とは?

14_1乾燥肌を防ぐ!正しい日焼け止めの選び方とは?

夏のお肌の大敵といえば、光り輝く太陽、そこから降り注ぐ紫外線です。健康的にこんがり焼けた肌は確かに魅力的ですが、あまり紫外線を浴びすぎるとシミやそばかすの原因になってしまう厄介者です。更に進めばシワやほくろを発生させてしまう日焼けですが、実は見た目に影響があるだけでなく肌の乾燥も引き起こし、様々な肌トラブルへと繋がりかねません。肌へのダメージを抑えるためには、日焼け止めを適切に、そして効果的に使う必要があります。

「数字が高い=良い」わけではない!SPFの罠とは

日焼け止めを購入するときに、商品のラベルや広告で謳われる“SPF”の数値を参考に選ぶ人は多いかと思います。この数値が高いほうがなんとなく効果が高い気がしますが、高ければ高いほど良いものか、というと一概にそうとは言い切れません。SPFとはSun Protect Factorの略で、シミやそばかすの原因となる紫外線B波をカットしてくれる力のことを指します。しかしそのあとに続く数字が示しているものはその力の“強さ・度合い”ではなく、紫外線を浴びた際に皮膚がその影響を受け始めるまでの時間をどれだけ遅く出来るか、を表している数字なのです。おおよそ20分を1とし、SPF1ならば20分、SPF30ならば20分×30=600分、日焼けが始まるのを抑制する力があるということです。
ならばやはり数字が高いほうが良いのではないかと考えられますが、SPFの効果を狙って日焼け止めに配合される紫外線吸収剤・紫外線散乱材には、肌を乾燥させ肌荒れを引き起こしてしまう危険性があり、肌への負担は避けられません。更に注意が必要なのは、この数字は1平方センチメートルに2mg塗布したときの値だという点です。つまり期待通りの効果を得るためには大量の日焼け止めを塗布しなければならず、肌にダメージを蓄積してしまいます。もしこまめに塗り直せる環境ならばSPFが低く肌への刺激が少ない物を選ぶというのも肌にとっては大事なポイントです。

乾燥肌に合った日焼け止めを!

14_2乾燥肌を防ぐ!正しい日焼け止めの選び方とは?

肌の乾燥を防ぐために日焼け止めを使っていても、一歩間違えると更なる乾燥を招いてしまうことがあります。日焼け止めに含まれる成分が肌に悪さをすることがあるというのは上述の通りですが、実はそれだけでなく、日焼け止めを落とす際のクレンジング剤が肌にダメージを与える場合もあります。「汗や水に強い」と謳うウォータープルーフの日焼け止めを落とす際にはどうしてもそれを落とすだけの強いクレンジング剤が必要になります。しかし効果の高いクレンジング剤は肌の内部に含まれる大事な保湿成分も一緒に洗い流してしまうため、肌が十分に水分を保持することができなくなり乾燥肌を悪化させかねません。このような肌へのダメージを防ぐためにも、クレンジングを使わずとも落とせるような低刺激の日焼け止めを選ぶことが乾燥肌の人にとっては重要になります。
しかし屋外でのレジャーなど、紫外線カット効果が高い日焼け止めを使いたくなる場面もありますよね。そんなときにはコラーゲンやヒアルロン酸といった美容成分が含まれた日焼け止めを選ぶこともポイントです。これらの成分が乾燥によって傷んだ肌を補修してくれ、ダメージの進行を防いでくれる効果が期待できます。

油断大敵!紫外線は常に降り注ぐ

14_3乾燥肌を防ぐ!正しい日焼け止めの選び方とは?

夏前になるとドラッグストアに日焼け止めが大量に陳列され、テレビCMも良く見かけるようになります。海や山など屋外に出かけることも多く、日焼けを気にする機会は増えるかと思いますが、紫外線が肌に影響を及ぼすのは夏だけではありません。気象庁が発表している月別の紫外線量のグラフを見ると、確かに夏に紫外線量が多いのは事実なのですが、夏だけが劇的に高いわけではなく、春先から秋にかけては常に一定の量の紫外線が降り注いでいるのです。また曇りの日はなんとなく日焼けしづらいのでは?と考えがちですが、実は紫外線の80%は雲を通過し地表へと届いています。このように日焼けは季節や天候を問わず肌にダメージを与えるものですので、常に注意を払い、日焼け止めを携帯するのがベターかもしれませんね。