乾燥肌は治療できる!皮膚科受診で乾燥肌を撃退

乾燥肌は治療できる!皮膚科受診で乾燥肌を撃退

アトピーや痒み痛みが伴うことも… たかが乾燥肌と思うのはダメ

人の肌表面にある角質層では、外部からの刺激をはねつけて肌を守ってくれるバリア機能が働いています。この角質層がしっかりと保護してくれることで、肌に十分な水分を保っているわけです。しかし角質層が薄くなって皮膚の水分量が減るとカサカサとしたいわゆる「乾燥肌」になります。肌を保護していた角質層が薄くなることで外部からの刺激が肌の奥まで届きやすく、炎症を起こしてピリピリとしたかゆみや痛みが出てくるのが特徴です。たかが痒みと放置しておくと、シワやくすみとなり肌の老化を早めたり、乾燥して湿疹ができた跡がシミとなって残ったりと、美容の面で大打撃を受けますよ。一般的にアトピー性皮膚炎の人は角質層に問題があり、肌のバリア機能が低下している状態で皮膚が十分な水分を保持できずに乾燥しがちです。一見乾燥肌と症状が似ているため自己判断で乾燥肌と思い込み、市販の薬などを使用して症状が悪化するといったケースが多く見られます。アトピー性皮膚炎はアレルギー体質が要因となって乾燥肌状態を招き、顔だけでなく全身に症状が見られるのが特徴です。兆候を感じたら早めに皮膚科を受診するようにしましょう。

皮膚科ではどんな治療が行われるの?

乾燥肌の原因と考えられているのはそのほとんどが日常の間違ったスキンケアです。洗顔の仕方や頻度、洗顔剤の種類、保湿剤、保湿の仕方などのスキンケアを正しい方法に変えただけで肌質が変わったという声を多く聞きます。市販の「乾燥対策」を謳った基礎化粧品も、個人の症状や体質を考慮しないとかえって肌質を悪化させてしまうことがあります。皮膚科では肌質の検査後にカウンセリングを行って、専門家の立場から正しいスキンケアをアドバイスしてもらえます。また個別に肌の悩みを相談できるので心強いですね。必要な場合には、合わせて外用薬や内服薬を処方してもらえるので改善効果もアップします。なかなか乾燥肌が改善しないという人は皮膚科を受診して、専門家の治療を受けましょう。

処方される保湿剤はどんな種類や効果がある?

皮膚科で乾燥肌用として一般的によく処方されるのは白色ワセリンです。白色ワセリンは肌の表面に膜を作って角質層の水分が蒸発するのを防いでくれる働きと、外部からの刺激から肌を守ってくれる働きがあります。刺激性がないので傷口に塗っても大丈夫とされる保湿剤です。人の肌にはもともとミネラルやアミノ酸を豊富に含んだ天然の保湿因子NMFがあり、この成分は水分を吸収して肌に潤いを与える働きがあります。ヘパリン類類似物を主成分に持つヒルドイドは、このNMFと似たような働きをして角質層に水分を蓄える効果を発揮します。ヒルドイドは医療の現場でも保湿剤として使用されることが多く、炎症を抑える効果も期待できます。病院やお医者さんによって処方される保湿剤は異なるので、受診の際にしっかりと相談して自分に合ったものを処方してもらいましょう。

内服薬はどんな薬が処方される?

乾燥肌自体の治療目的で内服薬を処方されることはあまりありませんが、乾燥肌が原因の肌荒れやニキビにはビタミン剤が処方されることが多いようです。ビタミンB2はお肌のビタミンとも呼ばれており、体の粘膜や皮膚を正常な状態に保つ働きがあります。ただし体内に蓄えておくことができないので、毎日何らかの形で摂取する必要があります。ビタミンB6はアレルギー症状を改善して、アミノ酸やタンパク質の分解・合成を促すビタミンです。健康な肌作りのためには積極的に摂取したい成分ですね。乾燥肌対策には正しいスキンケアと保湿、ビタミン剤の内服などが挙げられますが、毎日の生活習慣も大きく関わってきます。不規則な食事や睡眠不足、ストレスなどが原因で乾燥肌を悪化させてしまうことも・・。外側と内側両方からのケアで健康的な肌を取り戻しましょう!