乾燥肌の新たな対処法!?ごま油を使ったマッサージとは

乾燥肌の新たな対処法!?ごま油を使ったマッサージとは

冬場、空気が乾燥する季節になると「お肌の乾燥」が気になりますよね。見た目に影響するだけではなく、ひどくなると、かゆみや赤みを伴うこともあって「何とかしたい!」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。専用のクリームを塗ったり水分をこまめに摂ったりと乾燥肌の対処法はいろいろとありますが、今回ご紹介するのは世界3大医学の1つ、「アーユルヴェーダ」に基づいた新たな乾燥肌対策のアイディアです。

そもそも、アーユルヴェーダとは?

アーユルヴェーダとは、約5000年以上の歴史を持つインドの伝統医学です。サンスクリット語の「アーユス(=生命、寿命)」と「ヴェーダ(=知識、学)」の2つが合わさった言葉で、医学のみでなく、生活の知恵や哲学の概念も含み、よりよい生命・生活を追求する健康法です。1つの学問として体系化されたのは紀元前5~6世紀ごろで、世界最古の医学法として古代ペルシャやギリシア、チベット医学など各地の医学に影響を与えたと言われています。日本では1970年代にヨガと共に知名度が上がり新たな健康法として徐々に普及しています。
アーユルヴェーダは病気の治療のみが目的ではなく、より健康に若さを保つことを1番の目的とした予防の側面が強い療法です。病気の悪い部分に直接アプローチする対症療法をとる西洋医学とは異なり、普段の生活や体質の改善を目指します。そして、アーユルヴェーダでよく行われる施術が「アヴィヤンガ」と呼ばれるオイルマッサージなのですが、このマッサージでは体内に溜まっている不要な毒素をデトックスし、ゆったりと身体をほぐし、心身ともに必要な栄養を補給していきます。深いリラクゼーション効果があるだけではなく、肌を強くする効果もあり、乾燥肌対策として注目を集めているのです。

太白ごま油を使ったオイルトリートメント!

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アーユルヴェーダのオイルマッサージはセサミベースのオイル(=ごま油)で行うので、ご家庭でも気軽に取り組むことができます。なぜごま油なのかというと、ごま油は非常に浸透率が高く、体内の毒素を溶かして汗と一緒に身体の外へ排出されやすくしてくれる効果があるためです。肌に塗られたごま油は毛細血管を通じて全身をめぐり、なんと15分で骨まで到達すると言われています。
では、「いざごま油マッサージを実践!」という時に気をつけたいのはごま油の種類です。マッサージの際には一般的に料理で使われる茶色のごま油ではなく、非加熱の生のまま絞った太白ごま油を使います。料理用に使われるごま油はじっくり煎ったごまから成分を抽出するのですが、煎れば煎るほど香りが強くなるのでマッサージには不向きです。まず使用前には、ごま油の持つパワーを更に高めるため、キュアリング(加熱処理)をしてから使います。使用する分のごま油を鍋に入れ弱火にかけ、油の温度が90℃を超えたら火から外して自然に冷まし、人肌になったら準備完了です。あとは乾燥が気になる部分に直接塗り、円を描くようにクルクルとマッサージしながら馴染ませ、15分ほど放置した後、ぬるま湯で落とすだけの簡単マッサージ法です。また肌に直接塗るだけでなく、太白ごま油を使ったうがいも美容法として注目されています。マッサージと同様にキュアリングした太白ごま油を大さじ1杯、口に含んでうがいをするだけの簡単な方法ですが、口や舌からごま油の成分が吸収され身体へと作用してくれるのです。このように、太白ごま油を使ったトリートメント方法は、身体の様々なところで活躍してくれます。

実際にどんな効果があるの?

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ごま油にはビタミンやミネラル、鉄分、カルシウム、リノール酸そしてオレイン酸など多くの美容成分が含まれています。中でも主成分のリノール酸には高い保湿効果があり、潤いを保ち肌の調子を整えてくれる働きが期待できます。また、ごま油には身体を温める効果があり、血行が促進され、代謝アップの効果もあります。新陳代謝が促進されると、肌のターンオーバーやバランスを整えてくれるため、肌本来が持つバリア機能が正常に働き、乾燥から身を守れるようになるのです。ごま油に含まれる様々な成分は、肌の本来の姿を取り戻す手伝いをしてくれるため、乾燥だけでなくシミやシワ、ニキビといった様々な肌トラブルに効果のある女性に嬉しいアイテムです。
いつでも手軽に、かつ、コストパフォーマンスも良いのが、ごま油でのオイルマッサージです。肌の乾燥が気になるという人はぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。