乾燥肌の味方!乳液の正しい知識を身につけよう

15_1乾燥肌の味方!乳液の正しい知識を身につけよう

お肌の乾燥対策といえば、洗顔後のタップリの化粧水、そして肌にフタをして化粧水の潤い成分を肌に留めてくれる乳液です。最近では乳液が単なるフタとして働くだけでなく、乳液が持つ油性の美容成分を肌に届けることがその役割だとも言われています。しかし乾燥肌の人の場合、肌が非常に敏感な状態にあり、化粧品に含まれるちょっとした成分が刺激となって様々な肌トラブルを引き起こすことがあります。肌質によってそれぞれマッチする化粧品は違いますから、乾燥肌の人は乾燥肌向けの乳液をチェックしておきましょう。

「無添加」が正義ではない!?

15_2乾燥肌の味方!乳液の正しい知識を身につけよう

乳液をはじめ化粧品には美容成分だけでなく様々な成分が含まれています。中にはアルコールや香料といった化学薬品が含まれているものもあり、乾燥肌の人にとってはこれらが刺激となってしまうことがあります。そのためこれら化学薬品が入っていない乳液を選ぶことが重要になってきますが、ドラッグストアに並んでいる「敏感肌用」「無添加」といった商品が安全かというと必ずしもそうとは言い切れません。一般的に“無添加”とは薬事法により表示が義務付けられた「表示指定成分」の103種類の化学成分がいずれも入っていないものを指します。しかし化粧品に使われている化学成分は3,000種類以上あり、表示指定成分はその中で特に有害で即毒性のある103の成分をピックアップしているだけに過ぎません。つまり、「無添加」と謳われていてもそれが化学製品を一切含まない、ということを示すわけではないのです。そして人はそれぞれ体質が異なりますので、表示指定成分に含まれていない成分に何かしらの反応を示すこともあります。そのため「無添加」「敏感肌用」といった表示を信用しすぎず、しっかりとラベルで含有成分を確認することが重要です。

基本は化粧水のあと!

一般的には「洗顔→化粧水→乳液」のサイクルが推奨されます。乳液には15~20%ほどの油分が含まれており、これが皮膚表面に膜を作ることで肌内部の水分の蒸発を防いでくれます。せっかく化粧水でたっぷりと肌に水分を含ませてもそれが逃げ出してしまってはまた乾燥が進んでしまいますから、潤いを肌に閉じ込めるためにも化粧水のあとの乳液がオススメです。
また、乳液の役割は肌の水分蒸発を防ぐだけではありません。乳液にはセラミドやトレハロース、コラーゲンといった保湿成分が多く含まれており、乳液自体にも肌に潤いをもたらす作用が期待できます。そのため乳液だけでも乾燥肌対策にはなるのですが、化粧水と合わせて使用した方がその保湿効果は格段にアップします。それは化粧水には単に肌を潤す作用だけでなく、肌を柔らかくして成分が浸み込みやすくしてくれる働きがあるためです。せっかく肌に良い成分を与えてあげても、それが浸透しなければ期待した効果が発揮されません。「しっかりケアしているのに、潤いが足りない…」という人は、そういった肌の“受け入れ態勢”が整っていないのかもしれませんね。

どれくらいの量を使う?

15_3乾燥肌の味方!乳液の正しい知識を身につけよう

乳液をつける量ですが、まずは商品ラベルに表示されている使用量を目安に始めましょう。そこから徐々に自分に合った量に調節していきます。乾燥肌の人の場合、乾燥を防ぐためについつい乳液を多く塗りがちですが沢山つければ良いというものでもありません。乳液には油分が含まれていますのでそれが過剰に肌表面に留まることでニキビや吹き出物の原因となってしまうためです。乾燥肌なのにニキビができた、という経験のある人は間違った使い方によるものかもしれません。
また塗るタイミングによっても使用量を変えるというのもポイントです。朝、メイク前の肌にはさっと薄く伸ばし、夜寝る前には就寝中の乾燥を防ぐためにタップリ塗る…など、肌の状況やコンディションに合わせて適宜調節しましょう。場合によっては複数の乳液を使い分けるのも1つの手段です。
人はそれぞれ体質があり、肌質も異なります。しっかりと自分に合ったケアを行うためにもまずは自分自身の肌としっかり向き合うのが重要ですね。