乾燥肌に効くツボって!?その意外な効果とは

乾燥肌に効くツボって!?その意外な効果とは

カサカサして肌に潤いがなく、かゆみも出てしまうのが乾燥肌。乾燥肌の対策に、毎日欠かさず保湿クリームを塗って対処している人も多いかと思いますが、身体の外からのケアだけでなく、内側からのケアとしてツボ押しはいかがでしょうか。全身にあるツボを押すことで様々な症状を改善できますが、乾燥肌に効くツボというのもありますよ。

乾燥肌にツボ押しが効く!そのメカニズムとは

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東洋医学において、私たちの身体は「気・血・水」の3つの要素で構成されているととらえられています。「気」は生命エネルギー、「血」は血液、「水」は体液を表します。全身を巡る「気・血・水」のバランスが取れている状態が、健康な身体です。
乾燥肌は、身体に潤いを与える「水」と栄養分の「血」が不足した「血虚」の状態であると言えます。「血虚」は、乾燥肌以外にも小ジワや抜け毛、疲れ目やめまいなどの症状を引き起こします。ツボは、気と血が循環する通り道の上にあるため、押すと血の巡りが促進されます。身体の隅々まで血が行き届くと、新陳代謝も活発になってお肌の調子も良くなります。
停滞した血の流れをスムーズにするツボが「血海」です。場所は膝のお皿の上、内側にある骨の角から指3本分上にあります。肌トラブルだけでなく、婦人科系の症状にも効果があります。

効果が高まる!ツボ押し前にやっておくと良いこと

ツボ押しをする時は、足湯をして事前に身体を温めておくと、よりいっそう効果が高まります。下半身を温めると全身に血が巡るので、身体全体がポカポカ温まります。血行が良くなるとお肌の代謝が活発になって、美肌効果もあります。足のむくみもスッキリしますね。足湯の方法は、バケツに42度くらいのお湯を入れます。部屋でする場合は床にシートを敷いておくと、水浸しになる心配がありません。お湯は、ふくらはぎの下、またはくるぶしがしっかりつかれる量を準備しましょう。目安の時間は、15分~20分程度です。途中でお湯がぬるくなってきたら、差し湯をします。フタつきの足湯用バケツは、お湯が冷めにくくて便利です。「足湯はめんどくさい!」という人は、お風呂上がりにツボ押しをしてもいいでしょう。
ツボ押し前は、腹式呼吸を行って気の流れを良くしておくことも効果的です。腹式呼吸の方法は、まず「ふぅーっ」と口からゆっくり息を吐き出します。しっかり吐ききったら、鼻からゆっくり息を吸い込みます。腹式呼吸には、自律神経を整える働きもあります。

寝る前の習慣に!簡単ツボ押しで美肌を目指そう

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乾燥肌に効くオススメのツボをご紹介します。「巨(こ)りょう」は、小鼻から外側へ水平にひいた線と黒目からまっすぐ下ろした線が交わるところにあります。別名「笑顔のツボ」とも呼ばれ、お肌にハリを与えてほうれい線も解消してくれます。足の裏中央よりやや上、少しへこんだ部分にあるのが「湧泉(ゆうせん)」です。体力や気力を高める万能ツボで、疲労回復にも効果があります。「三陰交(さんいんこう)」は、くるぶしの内側の頂点から指4本分上がったところにあります。押すと冷え性も改善されます。ツボを押す時は、ぎゅうぎゅう力任せに押すと逆効果になってしまいますので、「気持ちがいい」程度にとどめておくのがベストです。
ツボ押しは、1つのツボを押すことで複数の効果が得られるのが嬉しいところですね。しかしせっかくのツボ押しが3日坊主になってしまわないように、毎日寝る前の習慣としましょう。ゆったりとした気分でツボを押すと、心身ともにリラックスできます。緊張状態で働く交感神経からリラックス状態で働く副交感神経へとスイッチがスムーズに切り替わって、安眠効果も得られますよ。質の良い眠りは、お肌にも良い影響を与えます。