ホルモンや遺伝の影響を受ける?ムダ毛が濃い人・薄い人の違い

ホルモンや遺伝の影響を受ける?ムダ毛が濃い人・薄い人の違い

体毛の濃さ薄さというのは人によって大きな違いがあるものです。女性にとって体毛はムダ毛に他なりませんが、体毛が薄くてムダ毛の処理をほとんどしなくてもよいという人がいたりもします。ムダ毛の薄い人は濃い人と比べてどのような違いがあり、またその原因はどんなところにあるのでしょうか。

体毛と男性ホルモンの関係

女性に比べて男性は体毛が濃いものです。どうして男性の体毛が濃いのかといえば、それはホルモンが関係していると言われています。男性ホルモンの分泌量が多いと体毛が濃くなり、逆に女性ホルモンがたくさん分泌されると体毛が薄くなるのです。そして中には、女性でありながら男性ホルモンの分泌が盛んという人がおり、その結果としてムダ毛が濃くなってしまうというわけです。男性ホルモンは体毛を活発に成長させてしまうホルモンなので、その分泌量が多いことによってムダ毛が濃くなってしまうと考えられています。ただ、女性にとって男性ホルモンは決してムダなものではありません。男性ホルモンが適度に分泌されるおかげで脂肪の増加が抑えられたり、ひいては肥満を防止することができたりもします。問題なのは、そうした男性ホルモンが体毛にも影響を与えてしまうということです。もしムダ毛の処理に悩んでいるのであれば、まずはホルモンバランスを整えて男性ホルモンが旺盛になり過ぎないようにすることが大切になってくるでしょう。

住んでいる地域と体毛の関係について

住んでいる地域や気候とその人の体毛の濃さには何らかの関係性があるのではないかとよく言われます。たとえば東北などの寒い地方に住んでいる人の肌は、雪肌などとよく言われるように、白く綺麗なイメージを浮かべるものです。そういった白い肌の印象があるせいか、体毛も薄いという印象を抱くかもしれません。一方、南国系の暑い地域に住んでいる人は、寒い地域に住んでいる人に比べて体毛が濃いというイメージを抱かれがちです。確かに、発汗が体毛の成長を促すといったような説もあり、体毛と居住地域には何らかの関係があると考えている方も多くいるでしょう。しかし、そうした説は決して科学的に証明されたわけではなく、あくまでも俗説です。居住地域と体毛の因果関係についてはさまざまな説が唱えられていますが、いずれも科学的にそれを証明するのは難しく、そのため住んでいる地域と体毛の濃さにはあまり関係がないというのが本当のところのようです。

体毛の薄い人は遺伝のせい?

親が毛深いと子供も毛深いということがよくありますよね。体毛の濃さ薄さは多かれ少なかれ親からの遺伝の影響を受けると考えられています。先ほども述べた通り、体毛の濃い人と薄い人の違いは男性ホルモンの分泌量の多寡に原因を求めることが可能です。しかしそもそも、人間の身体のホルモンバランスは親から受け継がれるものでもあります。つまり女性の場合でいえば、母親が男性ホルモンの多い体質であると、その遺伝の影響で子供も男性ホルモンが多くなってしまうということが考えられるわけです。体毛はホルモンの影響を大きく受けるとされていますから、その結果として親が毛深いと子供も毛深く、また逆に親の毛が薄いと子供もその影響を受けることになるかもしれません。しかし、いくら遺伝のせいだからといっても、体毛の濃さを諦めるという必要はありません。というのも、ホルモンのバランスというのは遺伝だけでなく生活環境からも影響を受ける可能性があるからです。たとえばストレスを過度に受けたり生活習慣が乱れていたりすると、女性でありながら男性ホルモンが優位になってしまうことがあり、その結果ムダ毛が濃くなってしまうということもあります。生活環境を正したり、食生活を改善したりすることで、女性ホルモンの分泌をより盛んにすることができ、体毛を努力によって薄くすることも決して不可能なことではないのです。