その顔の赤み、乾燥肌によるものかもしれません!

その顔の赤み、乾燥肌によるものかもしれません!

「毎年冬になると顔が赤くなる…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。体温が上がって肌が火照っているわけではなく、むしろ寒いのに何故か赤くなってしまう…。これは乾燥肌が原因かもしれません。
ここでは冬に乾燥で顔が赤くなってしまう理由と、対策を紹介していきます。

乾燥により肌から出る危険信号!

5_2その顔の赤み、乾燥肌によるものかもしれません!

そもそも乾燥肌はどうして起こるのでしょうか。人間の肌の表面には、水分を保持し、外部の刺激から肌を守る「角質層」があります。代謝の低下や過度の刺激などにより角質層が薄くなると、水分量が少なくなり、ちょっとした刺激にも敏感になってしまいます。これが乾燥肌です。肌の表面が薄くなった状態なので、その奥の真皮にある毛細血管が透けて肌が赤く見えてしまいます。
また、肌が外部からの刺激に敏感な状態になると、皮膚の表面で「炎症増悪たんぱく質」が増えます。それに対抗するために「サイトカイン(整理活性物質)」が表皮内で増加するのです。サイトカインは炎症を引き起こす作用があり、肌の真皮にある毛細血管が拡張させます。するとさらに肌が赤く見えてしまうのです。

冬だからこそ紫外線に気をつけて!

5_3その顔の赤み、乾燥肌によるものかもしれません!

角質層が薄くなるのは、季節的な要因もあります。
冬は気温と湿度が低下して空気が乾燥するため、他の季節と比べて摩擦による刺激が強くなります。また、寒さで血行や代謝が悪くなりがちです。すると皮脂の量が低下して、刺激が角質層へストレートに伝わりやすくなります。
摩擦による刺激を少なくするためには、スキンケアの際、化粧水のあとに乳液やクリームで蓋をしましょう。低下した皮脂量を補ってくれるので、肌の表面をやわらかく保湿してくれます。また、着替えのときに衣服が顔に擦れないように注意しましょう。
紫外線にも気を付けなくてはなりません。紫外線は肌への刺激が強く、水分を蒸発させます。とくに冬の皮脂量が低下した肌に紫外線を浴びてしまうと、肌がガサガサな状態からさらに水分を奪われることになるので注意が必要です。
しかし冬は紫外線量が少ないからと油断して、日焼け対策をしないという方もいるでしょう。少ないといっても「夏と比較して」なので、肌へ刺激を与えるには十分な量の紫外線が降り注いでいます。冬の紫外線量は夏のおよそ3分の1です。これは紫外線を夏に10分間浴びる量と、冬に30分間で浴びる量がほぼ同じということになります。そのため、紫外線対策は冬でも必要なのです。
効果の強い日焼け止めは肌への刺激となってしまうので、少し弱めの方が良いでしょう。SPF20前後、PA+程度のものでも十分効果的です。また、UV効果のある化粧下地を使用がオススメです。

顔の赤みを消し去る方法!

乾燥肌で赤くなってしまった肌は、どのようにして治したらいいのでしょうか。対処療法的に炎症を抑えようとしても、根本的な解決にはなりません。乾燥肌は角質層のバリア機能が衰えている状態なので、それを回復させることが大事です。そのためには、前述した摩擦と紫外線の対策を行うと良いでしょう。
他には保湿成分の「セラミド」を取り入れることをおすすめします。セラミドは角質細胞間脂質の主成分であり、角質細胞同士の間で水分を抱き込むことで潤いを保ってくれます。しかしセラミドが不足すると、角質細胞の間から水分が蒸発していってしまうのです。
セラミドは食品やサプリなど食べて取り入れることもできますが、肌の表面で働く成分のため、スキンケア用品など肌に直接塗るもので取り入れる方が効果的です。
角質層を健康に保つことで、外部からの刺激を真皮や神経に伝わるのを和らげてくれます。すると毛細血管の拡張もなくなるため、顔の赤みも回復に向かうでしょう。