どうして毛が生えなくなるの?永久脱毛の仕組みとは

どうして毛が生えなくなるの?永久脱毛の仕組みとは

肌の露出が少ない冬場、ついついムダ毛のお手入れをサボってしまうことありますよね。フとした拍子に毛の処理をし忘れた腕や足が露になり、ハッとした経験のある人も少なくないのではないでしょうか?エステや医療機関で永久脱毛をしておけばそんな心配も無用になりますが、本当に“永久”なのか、と疑問を持つ人もいることでしょう。今回はそんな気になる永久脱毛の仕組みについてご紹介します。

熱で毛根にアタック!1度に全ては難しい?

毛には「成長期」「退行期」「休止期」の3つのサイクルがあり、これを毛周期と言います。皮膚の表面に出ている毛は成長期、退行期の毛であり、カミソリや毛抜きで自己処理できるのはこのいずれかの毛のみです。毛周期は部位によって違いますが、大体2~3ヶ月の周期で全身の毛は生え変わっています。
レーザーなどで肌に光を照射すると、光が毛根のメラニン色素に反応して高熱を発生させます。この熱が毛根の周辺にある再生組織を破壊し、その再生機能がなくなることで毛が生えなくなるのです。しかし光の反応に十分な量のメラニン色素を含んでいるのは成長期の毛のみであり、この方法で行う永久脱毛法は成長期の毛に対してのみ有効です。
このように1度の照射では全ての毛根に対するアプローチが出来ず、毛周期のサイクルが回れば休止期にあった毛が活動を始め、成長期に入ります。そのタイミングで再び照射をすれば前回の照射では休止期にあった毛根にアプローチができ、より脱毛効果を実感することができるでしょう。脱毛専門機関では2~3ヶ月に1度のペースでの予約を勧められることが多いですが、それは毛周期に合わせて効果的な照射を行うためなのです。

熱の与え方はいろいろ!永久脱毛の種類とは

光、そして熱の作用によって脱毛を行うことは上記の通りですが、その方法はいくつかあります。それぞれメリットとデメリットがありますので、理解を深め自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
・レーザー脱毛:皮膚表面にレーザーをあてることで毛根の再生組織を破壊する方法です。痛みが少ない、施術時間が短いという点がメリットとして挙げられますが、医療機関でしか受けることができません。そのため費用が上がりがちですが、医療機関での施術のため安心感がある、というメリットもあります。
・フラッシュ脱毛:現在、脱毛サロンで行われているのはほとんどがこの「フラッシュ脱毛」です。熱によって毛根の再生組織を壊すという点はレーザー脱毛と同様ですが、その光のあて方が異なり、カメラのフラッシュのような一瞬の光を広範囲にわたって何度か照射します。一度にあてる時間が短いため肌への負担が少なく済みます。
・ニードル脱毛:毛穴に針を刺し、弱電流を流すことで毛乳頭を破壊する方法で最も脱毛効果が高いと言われています。しかし施術には強い痛みが伴い、また一本一本処理するため非常に時間がかかります。場合によっては局所麻酔をすることもあり、どうしても費用が上がりがちで最近では下火になっています。

本当に“永久”なの?

3_3どうして毛が生えなくなるの?永久脱毛の仕組みとは

“永久脱毛”と聞くと、「一生毛が生えてこなくなる!」という期待を抱きがちですが残念ながらそうではありません。光脱毛による効果は確かに実感されていますが、まだ歴史が浅く「本当に二度と毛が再生されない」と立証できるだけのデータが揃っていません。そのため、現在は「脱毛後1ヶ月の毛の再成率が20%以下の状態」のことを永久脱毛と定義しているのです(米国電気脱毛協会)。
しかしだからといって、現在脱毛サロンやクリニックで行われている“永久脱毛”が無駄なものかといえばそうではありません。100%無毛にすることはできなくても、施術を繰り返すことでより細く、目立ちにくい毛に変えることは可能です。毛が薄くなれば自己処理の回数を減らすことができ肌への負担も減らせますし、ついウッカリ!という事態も避けられます。自分でできることには限界がありますし、素人が間違った知識で処理を続けたら肌を傷めてしまう危険性もあります。ムダ毛で悩んでいる人は是非一度、脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。