美容体重と体脂肪率、美しいプロポーションの目安にすべきはどちら?

23_1美容体重と体脂肪率、美しいプロポーションの目安にすべきはどちら?

ダイエットを目指す人にとって、美容体重や体脂肪率は大きな関心の対象ですよね。そのため、ちょっとした数値の変動にも一喜一憂してしまいます。しかし、美しいプロポーションづくりのために目安にすべきものはどちらでしょうか。ここでは、誰もが考える素朴な疑問についてまとめました。

美容体重の範囲でも体脂肪率が高い人も!

23_2美容体重と体脂肪率、美しいプロポーションの目安にすべきはどちら?

まず「美容体重」についてお話しましょう。これは、美しい女性の体重の目安となる数値で、「美容体重(kg)=身長(m)×身長(m)×20(BMI)」で計算されます。また「標準体重=身長(m)×身長(m)×22(BMI)」よりもBMIが下げている点が特徴だといえます。なお、美容体重のBMIは「19」で計算されるほか、モデル体重のBMIはさらに低く「17」に設定されています。
ちなみに、BMIは身長と体重をもとに計算されますが、肥満かどうかを知るためには必ずしも役立つとは限りません。たとえば、筋肉質の人は体脂肪率が低くても体重が重いため「肥満」となる場合もあります。その逆に、体重が低い人は体脂肪率が高くても「痩せている」とみなされることもあるのです。このようなことから、美容体重の範囲であっても体脂肪率が高い人が存在する可能性がでてきます。
なお、体脂肪率とは体内に含まれる脂肪の重量の割合をいいます。この数値は低いほどいいと考えられがちですが、低くなるとホルモンバランスが乱れ、生理不順など深刻な事態を招くことを知っておきましょう。ちなみに、30歳未満女性の体脂肪率適正値は17~24%で、30%以上になると肥満とみなされます。

同じ体重なら筋肉量が多い人のほうがスリム!

体脂肪計や体組成計で体脂肪を計ることができます。ただし、測定時の条件にもよりますので必ずしも正しい数値が表示されるとは限りません。あくまでも目安と考えましょう。また、女性の体脂肪率は男性よりも高いことを知っておきましょう。ちなみに、体脂肪率が25%以上になると男性では肥満とみなされ、女性よりも低い数値に設定されている点にも特徴があります。
男性は、女性に比べると筋肉量が多いといわれています。また、筋肉は脂肪よりも重いため、同じような体型の場合は筋肉量が多い人のほうが体重も重いことになります。一方、同じ体重の人なら筋肉量が多い人のほうがスリムに見えがちです。
ちなみに、筋肉と脂肪の比重は「筋肉1.1」に対して「脂肪0.9」で、筋肉のほうが重くなります。そのため、同じ重さの筋肉と脂肪を計りに乗せると、筋肉のほうが小さい体積になります。

筋力アップで美プロポーションを目指そう!

23_3美容体重と体脂肪率、美しいプロポーションの目安にすべきはどちら?

筋肉と脂肪、それぞれの重さや体積の関係から、筋肉が多い人のほうが体重も重くなることが考えられます。そのため、体重だけを意識して落ち込んでしまう人もいるかもしれませんね。
しかし、筋肉は美しいプロポーションづくりのためには不可欠で、大変大きな役割を持っているのです。筋肉が多い体型としてボディビルダーは典型的ですが、関節部分が引き締まって体全体がシャープです。
一方、脂肪が多い人は体重が少ないのに全体的に丸い体型になります。逆に考えると、実際の体重よりも重く見られることもありえます。そのため、体重を意識している人はショックを受けるかもしれません。
このような理由からも、体重の変動に一喜一憂することは無意味だといえるでしょう。それよりも、筋力をしっかりつけたほうが美しいプロポーションになれると考えられます。そのためには、有酸素運動などの適度な筋肉トレーニングがお勧めです。
筋力トレーニングを始めると一時的に体重が増える場合もでてきますが、これは筋肉が付いてきたからだと考えられます。また、この状態を乗り越えることで、美しいプロポーションへの近道になります。
美しいプロポーションを目指すには、摂取カロリーと消費カロリーのバランスも大切です。成人が必要とする1日の摂取カロリーは1,800~2,200kcalといわれますが、年齢や性別、体重などでも異なってきます。