気になる肌のトラブル!顔の乾燥の原因と対処法

気になる肌のトラブル!顔の乾燥の原因と対処法

肌がカサカサする乾燥肌に悩んでいる方は少なくありません。多くは冬場に出る症状ですが、歳をとると季節に関係なく肌のトラブルを感じる方が増えてきます。しかし、どうして人は乾燥肌になるのでしょうか?その原因を探りながら、同時に、乾燥肌への対処法もご紹介します。

外気と直接接触する顔は乾燥の影響を受けやすい

9_2気になる肌のトラブル!顔の乾燥の原因と対処法

乾燥肌と言えば、圧倒的に多いのは顔の部分です。そして、これには明確な理由があります。人間は唯一、自ら服を着る生き物ですが、顔だけは常に露出しています。空気は、湿度50%を下回ると体の表面から水分を奪い始めますが、常時外気に触れている顔はその影響を受けやすいのです。
特に危険なのは、空気が乾燥する冬場です。したがって、11月から3月ぐらいまでは、加湿器を置くなどして肌を守る必要があります。ただ、冬場には、空気の乾燥の他にもお肌の敵が存在します。それは気温です。
気温が低いと、体温を奪われないようにと毛細血管が収縮します。すると、血の巡りが悪くなり、栄養を十分に運べなくなります。その結果、肌を乾燥から守る成分であるセラミドの生成能力が落ち、乾燥肌の原因になるのです。これもやはり、外気に直接触れている顔の部分が、一番影響を受けます。また、冷気から身を守るためにエアコンをつければ、部屋の温度は上がりますが、今度は温風が肌の水分を奪っていきます。それを避けるには、床暖房などの風の起きない暖房器具を活用するのが一番です。

歳をとるごとに薄なっていく顔の肌

確かに、人の顔は常時露出していますが、家にいる時に限っていえば、手足も同じです。それでも、手足の乾燥がさほど問題にならないのは、顔に比べて皮膚が厚いからです。厚い皮膚は、外部の刺激から身を守り、乾燥も防いでくれます。それに、手足は、いざとなれば手袋や靴下で保護することも可能です。
一方、人の顔は皮膚が薄い部分が多いので、乾燥から守る力が弱いと言えます。鏡で顔を見て青くなっていたり、赤黒くなっていたりする部分がないかを確認してみてください。もしあれば、そこが肌の薄い部分であり、色が変わっているのは、血管が透けて見えているからです。ちなみに、赤ら顔と呼ばれる人が、お酒を飲んでいるわけでもないのに顔が赤いのは、顔の肌全体が薄いからです。
皮膚は厚みがあると水分を蓄える細胞も多く、弾力のある肌になりやすいのですが、薄くなるにつれてその弾力も失われていきます。また、年齢を重ねると、顔の皮膚は薄くなる傾向があり、その原因としては、紫外線や活性酸素による細胞の破壊が挙げられます。したがって、日焼け対策をし、食事や睡眠などの日常生活を見直すことで、その進行を遅らせることは可能です。

乾燥肌の原因となる過剰な洗顔

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毎日の洗顔は、肌の汚れを落とし、すっきりした気分にしてくれますが、それが時として乾燥肌の原因にもなります。顔の表面は、皮脂膜、細胞間皮質、天然保湿因子などによって保護されています。顔全体にごく薄のバリアが張られていると考えてよいでしょう。それが、手で強くこすることで、汚れと一緒に剥ぎ落されてしまうのです。もし、顔を洗った後に肌のつっぱりを感じるのであれば、すでに乾燥肌になっている証拠です。
肌のトラブルを防ぐためには、刺激の強い洗顔は避けなければなりません。洗顔料や石鹸をよく泡だて、指にはなるべく力を入れず、マッサージをするように優しく洗えばよいでしょう。それでも、洗っている最中に刺激を感じるようであれば、朝の洗顔はぬるま湯だけですすぐことをおすすめします。さらに、脂質の分泌が多くてそれだけでは汚れが落とせないという場合は、気になる部分だけを刺激の少ない石鹸を使ってそっと洗えば、ダメージを最小限に抑えることができます。